ストリートファニチャー street furniture exhibition
デザイン:llemo 
年代:2023年

「マイストリートラッピング」
半透明な自己使用
開催中の
street_furniture_exhibition
での行為。
すでにあるものに対して薄くて軽いラッピングを施す。
カタチは既存のモノに依存しつつ、形態を明らかにかえ、拡張している。
ストリートファニチャーとは何かを考え、
道の縁石に座布団をそっとおいてみる感覚。
ストリートには多くの不透明な制約がかかり、
自分たちのストリートであるにも関わらず、どこか気を使っている。
その不透明さに苛立ちつつ、半透明な行為として、ストリートをゲリラ的にハックする試み。
一種のマーキング行為。
無意識的なアフォーダンスの関係を再認識させつつ、より身体に近づけるための柔らかさや色味をもってラッピングだけをしている。
ブルーシートや、標識など、すでにストリートに存在し、ある意味ストリートを象徴するであろうブルーカラーを選択することにより、人の意識に寄り添ったものとしている。
自分たちの街や道をもっと自由に個人的に使い果たそうよというラフな行為